語学研修のプロバイダーを選ぶことは、組織内で強力な語学研修プログラムを提供するための最初の、そして最も重要なステップの一つです。この記事では、最適な研修プロバイダーを選ぶための7つのポイントをご紹介します。
あなたは、もしかしたらグローバルな組織の研修担当者で、ビジネスコミュニケーションやコラボレーションに不可欠な、適切な言語スキルを従業員に身につけさせるため、語学研修プロバイダーを探しているかもしれません。あるいは、すでに利用しているところがあるけれども、その会社で研修を続けるかどうかや他の選択肢を検討しているのかもしれません。押さえておくべき点について詳しく知りたい方は、ぜひご一読ください。
従業員がそれぞれの役割や業界で成功するために、ビジネス言語のスキルを身につけることが不可欠であることは自明の理です。しかし、効果的な語学研修プログラムとは、一体どのような要素を持つのでしょうか。
この記事では、語学研修のプロバイダを選ぶ際に最も重要な7つのポイントについてご紹介します。
誰でも使える語学研修コンテンツ
デジタルラーニングは、今や組織全体の人材開発部門の主流であるため、プロバイダーの利用可能なデジタルラーニング・コンテンツに注目することが重要です。 研修ベンダーが包括的な学習コンテンツを備えているかどうか、確認するのです。
社内の全員に語学力を伸ばす機会を与えたいのであれば、従業員が所属する可能性のある職種や業界ごとに、語学研修のリソースを多数用意しているプロバイダーであることが重要です。必要なときにいつでも独学で学習でき、仕事上の課題解決に役立つような、豊富な教材にアクセスできることが必要、ということです。実際、研修開発におけるアンドラゴジー(成人教育)では、大人の学習者の中には独学を好む人もいると言われています。したがって、語学研修プロバイダーのリソースがどれだけ充実しているかを調べておくとよいでしょう。
例えば、goFLUENTの学習ポータルでは、業界や興味、一般的な語学レッスンやヒント、グローバルコミュニケーション(アクセントの磨き方、ネイティブスピーカーのための英語など)に基づいたさまざまな語学研修コンテンツを学習者が探索することが可能です。 これにより、学習者はさまざまな種類のeラーニングコンテンツ(ニュース記事、ビデオ、How-to)に無制限にアクセスすることができるようになります。
従業員のためのインタラクティブな語学レッスン
効果的な語学研修プログラムの鍵は、従業員が楽しく学べるかどうかです。これは、個人で行うレッスンとグループで行うレッスンの両方に当てはまります。
まず、学習者と講師との1on1の語学レッスンでは、セッションが柔軟であることが望ましいでしょう。例えば、来週海外のクライアントとの商談がある場合、講師は従業員の喫緊の課題に合わせてレッスンをカスタマイズできるよう、柔軟性を持たせる必要があります。このように、語学研修は学習者が職場で直面する課題や専門的な状況を直接扱うことができます。
goFLUENTの1on1レッスンは、このようなご要望にお応えします。 さらに、認定講師が学習者に即時のフィードバックと詳細なレッスンレポートを提供し、学習者が間違いをすぐに発見して修正できるようサポートします。
グループレッスンの場合は、語学レベルや研修の目標に応じて従業員をグループ分けし、チーム全員が同じ認識を持てるよう、学習プロバイダーがサポートしていることが大切です。また、レッスンは没頭できるものであること、そしてコラボレーションが可能であることも重要です。レッスンは純粋にバーチャルなものであるにもかかわらず、学習者は共によく学び、気軽にコラボレーションできる必要があります。
実際、goFLUENTのグループレッスンでは、特に同じチームや部署に属している場合、学習ニーズや目標に合わせてカスタマイズされたカリキュラムが提供されます。 これにより、学習者に適切な言語スキルを身につけさせると同時に、彼らを引き込むような学習体験を作ることができます。
学習者・研修担当者に対する研修サポート
サービスに関して言えば、学習者の語学学習の最初から最後まですべてのステップで、ラーニングコンサルタントが指導することが必要です。
さらに、ラーニングコンサルタントが、学習者の現在の学習状況に関連した学習リソースを提案することができれば、より良いでしょう。また、学習者の意欲を引き出して学習を継続させ、現場での目的のために研修をどう活用すればよいのかを指導していくことも必要です。
goFLUENTでは、学習者サポートを最優先事項のひとつに掲げています。ラーニングコンサルタントがエンゲージメントキャンペーンを行い、学習者が語学研修ポータルで勉強する時間を確保するように働きかけています。goFLUENTの研修マネジメントチームは、顧客企業の研修部門と協力し、従業員が研修を最大限に活用できるよう、情報提供、指導、動機付けを行うコミュニケーションキャンペーンを計画しています。
学習者のこととはまた別に、学習リーダーとして、語学研修の展開や学習者の進捗状況を監督するため、有能な研修管理チームのサポートを受けることも重要です。より良い結果を得るために、どのように研修を設計し、研修プロセスを最適化すればよいかをアドバイスを受けることも可能になります。
goFLUENTでは、カスタマーサクセスマネジャー(CSM)が、語学研修プログラムを準備、実行、評価する際に研修担当者や人材開発担当者をサポートします。 CSMは、週次、月次、四半期、年次のビジネスレビューを通じて、貴社のビジョンと目標に沿った語学研修の実施を支援することもできます。
信頼性の高い言語評価ツール
すでにご存知のように、スキル習熟度の向上は、あらゆる研修プログラムにおいて最も重要なKPIのひとつです。従業員の現在の語学レベルを簡単に把握できるアセスメントツールは、従業員の成長を知る上で欠かせません。また、信頼性の高い言語アセスメントツールは、求職者の言語スキル評価を必要とする採用活動の際にも役立ちます。
goFLUENT を使用すると、学習者はいつでも好きなときにオンデマンドでアセスメントテストを受け、現在の言語レベルを判断し、その結果に基づいて研修プログラムを再調整することができます。 goFLUENT では、学習者が成長や変化を確認するために、3〜6 ヶ月ごとにアセスメントテストを受けることを推奨しています。
これは、研修が適切であり、個々の学習者に合っているかを確認する上で重要です。例えば、学習者がすでにB2レベルの英語力(CEFR評価に基づく)を獲得していて、さらに高度な研修が必要な場合、学習者は現在のレベルや学習要件に合わせて簡単に研修をカスタマイズすることができます。
さらに、語学研修ベンダーは、学習者の会話での語学スキルを評価できるとよいでしょう。それにより、その言語を会議や交渉、プレゼンテーションなどの専門的な場面で使う時に、学習者が相手から理解され、自信を持てるようになります。
利用中のLMSやLXPとのシームレスな統合が可能
学習管理システム(LMS)や学習体験プラットフォーム(LXP)は、従業員に研修を提供するだけでなく、社内のアップスキルやリスキルがいかにシームレスな体験の一部であるかを認識させるためにも重要な役割を担っています。
語学研修を学習システムに統合することで、学習者と企業にとって効率と生産性の面で大きな違いが生まれます。語学研修は、学習者がクリックするだけで利用できるため、外出先でも、どこにいても、空いた時間に学習できる魅力があります。
LMSの統合の利点としては、他にも以下のような多くの点があります。
- シングルサインオン(SSO)による語学研修への容易なアクセス
- 瞬時に研修に登録
- 学習システムまたはポータル(LMS、LXPなど)の利用時間の増加
- レポートやアセスメントの自動生成
- 研修データ・レポートの管理が容易に
goFLUENTのソリューションは、Cornerstone、Skillsoft Percipio、Docebo、Moodleなど、様々な企業や業界で広く利用されているLMSやLXPと統合されています。goFLUENTはSCORM、SAML、APIなどの異なる統合技術を通じてこれを実現することができます。
スマートな人工知能
デジタル学習におけるAIは、Netflixのようなコンテンツ推薦や語学研修カリキュラムのカスタマイズを通じて、学習者にパーソナライズされた学習体験を提供するという点で、必要不可欠な存在と言えます。 より賢いAIがあれば、より適切な研修計画を作成し、より適切で最新の語学研修を行うことができます。
素晴らしいことに、goFLUENTは、Emileという独自の人工知能を持ち、語学学習コンテンツのハイパー・パーソナライズされた提案を通じて、より直感的な学習体験を学習者に提供します。Emileは、学習者の現在の言語レベル、完了したアクティビティのカテゴリ、学習プロファイルなどのさまざまな要因に基づいて、アクティビティとコンテンツを学習者に割り当て、あらゆる種類の語学研修アクティビティをバランスよく提供します。goFLUENTのAIでは、学習者は特定のアクティビティを隠すこともできます。これにより語学研修システムは、学習者に同様のアクティビティを提案しないよう、そのアクティビティの別の側面を学習することが可能になります。
情報セキュリティとデータ保護への取り組み
世界中の大多数の組織がよりデジタルトランスフォーメーションを目指す時代において、サイバーセキュリティはデジタル語学研修のプロバイダーを選ぶ際の重要な要素です。 そのため、語学研修ベンダーは、情報技術コンプライアンスやデータセキュリティに関するさまざまな基準をクリアし、さまざまな認証を受けていることが必要です。
例えば、ISO 27001の認証は、データセキュリティのために情報を管理・保管していることを認め、あらゆる機密情報が保護されていることを保証するものです。一方、GDPR(一般データ保護規則)コンプライアンスは、語学研修会社がヨーロッパを拠点とするクライアントや顧客のデータとプライバシーを保護することを保証します。
実際、goFLUENTはクライアントのデータや情報を保護する姿勢を示しています。goFLUENTの認証の全リストは、こちらで確認できます。
まとめ
語学研修のプロバイダーを選ぶ際には、上記に挙げたようなことを忘れずに検討してください。プロバイダーが提供する製品やソリューションに注目するだけでなく、研修・マネジメント、テクノロジー、コンテンツなどの面でいかに優れたサービスを提供しているかということも重要です。テクノロジー、コンテンツ、人間の相互作用が完璧にブレンドされていることを確認し、語学研修をより全体的なものにすることで、従業員のスキルアップにつなげることができます。