日立グループの自律的学びやリスキリングを支援する取り組み ~英語を学び続ける文化の醸成と自律人材の育成~
以下の内容が詰まっています:
日立グループの人財育成戦略
LXPを用いた社員のリスキリング取り組みと継続学習の仕組みづくり
日立製作所社員約3万人への語学教育
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状況
日立グループはイノベーションを生む「組織」と「人財」をつくり、グローバルでの事業成長を実現することを目指している。そのために導入を進めるジョブ型人財マネジメントでは、会社が「必要とする仕事」「必要なスキル」「育成計画」を明示し、従業員は自分の「やりたい仕事」「保有するスキル」「目指すキャリアプラン」を具体化し、これらをマッチングさせなければならない。それと同時に、従業員が自らのキャリアプランを実現するための“学びの場”が不可欠だ。そこで同社はその“場”を提供するため、日立グループに合わせたLXPの運用を開始した。
ソリューション・利点
日立グループが導入したLXPの学習コンテンツは、日立アカデミーの専門チームが厳選したものが採用された。その中から社員ごとの目的や目標に沿ったコンテンツをAIがレコメンドし、学習履歴に応じて、「こんなコンテンツも学んでみてはどうですか?」とさらに推奨する仕組みとなっている。コンテンツのジャンルは、ビジネス、テクニカル、クリエーティブの全領域をカバーしており、語学学習プログラムとしてはgoFLUENTを採用。
『ニューヨークタイムズ』や『ハーバードビジネスレビュー』の記事や動画など1万以上のコンテンツが視聴できるeラーニングの他、世界中の参加者と一緒に語学レッスンが受けられるグローバル会話クラスを含む 「ランゲージ・アカデミー」が利用できるようになっている。また、一部のビジネスセクターではビジネス経験のあるネイティブ講師による1on1レッスンも組み合わせて展開している。
多言語対応かつグローバルコミュニケーションを重視している
いつでもどこでもアクセス可能で、職務に関連した語学研修を通じ、学習文化を醸成できる
全従業員に等しい学習機会を提供することで、DE&Iを推進できる
“数ある語学学習プログラムの中からgoFLUENTが選ばれた理由としては、多言語対応であること、コミュニケーションを重視していること、世界中の受講者と一緒に参加できるグローバル会話クラスが用意されていることなどです。現在は日立製作所の全社員約3万人と一部の国内グループ会社が対象となっていますが、いずれはグローバルに展開することを見据えている日立グループにとって、多言語に対応している点は大きな魅力となりました。”
鳥居和功
総括主監
株式会社日立アカデミー
“グローバル会話クラスがパッケージに含まれているため、グローバルの環境の中で、自分の意見を英語で伝える経験を積み重ね、自信を獲得するための機会を提供できることは大きな利点と言えるでしょう。また、goFLUENTは各国に拠点があるため、グローバル展開した際でもローカルサポートを受けられる点も選定理由の一つとなりました。”
鳥居和功
総括主監
株式会社日立アカデミー