弊社goFLUENTは、2020年12月に開催した一連のバーチャルイベントにおいて、最強のイノベーションであるEmile(エミール)を発表しました。発表の際に指揮を執ったのは、goFLUENTのCEOであるChristophe Ferrandouとプレジデント兼チーフ・ストラテジー・オフィサーを務めるJohn Ambroseです。同席していたカスタマー・サクセス・マネージャーのEmma Bartlettが、刷新した言語学習ポータルの主な新機能を紹介しました。

Emileは新しい直感的なデザインを採用し、新機能を多数追加しました。例えば人工知能(AI)を導入してコースをパーソナライズする「あなたへのお勧め」や、レッスンの没入感を高めることを狙った、Microsoft Teamsとの統合などです。

ユーザーエクスペリエンス:AI導入で個人にあった学習を

Emileは、動画配信サービスのNetflixのような  パーソナライズされた学習体験  を実現します。各人の職務、学習目標、ポータルの利用の仕方や、レベルの進捗状況などに基づき、学習の提案をきめ細かく調整します。

新機能のあなたへのお勧めは、洗練されたユーザーインターフェースと直感的なテクノロジーを導入して学習者専用のホームページに有意義なコンテンツを分かりやすく提示するものです。

「Emileは、goFLUENTを長年にわたり信頼してくださっている世界最大級のグローバル企業から貴重な意見を取り入れた、クライアント中心の設計です。ユーザーが実行した数千万件のアクションから得たデータパターンの分析を繰り返して構築した、インテリジェントなプラットフォームなのです」とChristophe Ferrandouは述べています。「そうしてEmileは、ユーザーがコンテンツを探しに行くのではなく、各コンテンツが適切なユーザーを文字どおり探してその人のところに届く非常に高度なプラットフォームとなりました」

学習内容:業務に即した目標設定の精度が向上

goFLUENTの学習者は、ビジネスに直結しているという点で今日の市場では既に評価が確立している言語学習コンテンツへの大幅なアップグレードを行ってきています。今回の大規模なイノベーションで、より幅広い職種や専門技能に特化したコースを、これまで以上に多くの言語で提供できるようになりました。


goFLUENTは、コンテンツパートナー(ニューヨークタイムズ、ハーバード・ビジネス・レビュー、AFP、World of Business Ideas)のビジネスコンテンツに加え、社内研修用の語学学習コンテンツをEmileに追加しています。ビジネスプロフェッショナルの経験やフィードバックに関して、20年以上にわたって培ってきた知識を最大限に活用しながら、世界のさまざまな人材業界のトレンドにも対応しています。

それぞれの職務や業界に特化した、こうしたコンテンツは、週1回のペースで定期的に更新されています。

語学レッスン:ヒューマン・インタラクションを基礎に

デジタル化は、人と人とのつながりが希薄になることと同義ではありません。だからこそ、皆が慣れ親しんだ対面式(F2F)研修の体験が、今はオンラインでできます。goFLUENTをMicrosoft Teamsと統合することで、マンツーマンのレッスンや社内研修向けのレッスン「グループレッスン」に参加しやすくなりました。

goFLUENTに新たに登場したグループレッスンは、Microsoft Teamsのビデオ会議機能を最大限に活用して、業務で求められる言語スキルを組織内の仲間と一緒に学べるものです。

グループレッスンは、人と人との交流を中心に据えて、学習者が不安を感じずに、参加者全員にとってなじみのある文脈について学習中の言語で話す練習ができる、安全な学習環境を作ります。こうすると、レッスンの参加者は最適な「ストレッチゾーン」にとどまることができます。

語学学習のその先へ:枠を超えた、より密度の高いコラボレーション

John Ambroseは次のように述べています。「個人が潜在能力を発揮し、組織が人材を育成するうえで、言語は最も重要なグローバルスキルです。英語だけでなく、ほかの言語にも言えることですが、強い癖のある人はその発音をなめらかにしたり、ネイティブスピーカーであればノンネイティブの英語への理解力を高め、効果の高いコミュニケーションを学べるソリューションがあります。」

Emileは、目まぐるしい変化を続ける今日の職場で働くプロフェッショナルに不可欠なコースを提供することで、語学学習をますます加速させることを目的としています。具体的には、「アクセント矯正」と「ネイティブ向け英語」です。

アクセント矯正コースは、単語や文章の明瞭さと発音を改善することで、より効果的なビジネスや社交活動を目指すものです。このコースを受講すると、学習者は、特に国外の同僚とのコラボレーションやコミュニケーションを進める中で、自分の意見やアイデアを表現することについて自信を深めることができます。

もう1つのコースは、最近よく聞かれる「インクルージョン」の一環である、「ネイティブスピーカーのための英語」です。コースで取り上げるトピックの例を挙げると、プレゼンの聞き手が非ネイティブスピーカーである場合の発話速度のコントロール、明確な説明の戦略をマスターする、文の構造や語彙はより簡潔なものを選ぶ、抽象的な表現を避けるなどです。